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「事務」というネーミング

「所管する統計で、長年にわたり、不適切な取り扱いをしていたことにより、国民の皆様に多大なご迷惑をおかけしますことを、心よりお詫び申し上げます。」と、厚生労働省のホームページに記載されています。
厚生労働省は、これまでにも資料等の誤りが原因で法案審議に影響が出て問題となっています。
働き方改革の推進者でありながら、これらの作業に関わる人たちは深夜残業等の過酷な条件で働いているとの情報も見かけます。
政策を決めるのは政治家先生、その結果を受けて実務を進めるのが役所とう構図の中で、人手不足に悩まされながら常にしわ寄せを受けている姿が目に浮かびます。
「事務仕事」は、負担が大きく、地味で、面白みに欠け、日陰にありながら何か問題があると大きく取り上げられる・・・というイメージがあります。
しかし、実際には国の政策を決めるための、重要な仕事と言わなければなりません。
もっとスポットライトを浴びて、必要な資源をきちんと割り当てて、みんなで改善を考えながら前向きに進めるべき仕事です!

 

せめて「事務」とは違う、ピカピカのネーミングがあればな~、といつも残念に思う次第です。
#事務