仕事術

仕事術 · 11月 28日, 2019年
 日本語は「お」や「ご」を言葉の頭に付けることにより、丁寧、尊敬、謙譲を表現できます。しかし、真剣に考えると悩ましい例もあると感じています。例えば、「お風呂」や「お庭」は家屋に付属するものを丁寧に表現したものです。そして「お二階」もそれと同じと考えられますが、「お三階」という言い方はあまり聞きませんし、違和感があります。でも、これを「なぜ?」と問い直すと、答えられる人は少ないのではないでしょうか?  ビジネスの場面ではどうでしょうか?社外から入った情報を、社内の人に伝える場合は「A社から以下の情報が入りましたのでご連絡します。」のように「ご連絡」や「ご報告」が使われます。これは「連絡」や「報告」の相手を敬う、または自分を謙遜する趣旨と考えられます。  かつて私が仕事をしていた職場では、いつのころからか「A社から以下の情報が入りましたのでご連携します。」というように、「ご連携」という使い方が始まり私は違和感を覚えた記憶があります。「連携」は相互作用的な意味を含むので、「ご」が伝達側の謙譲だけではすまないからです。  最近、「A社から以下の情報が入りましたので共有させていただきます。」というように「共有」を使う場面が増えてきたように感じます。これはSNSの浸透と関係があると思われます。「共有」も、相互作用的な要素がありますが、いずれ「ご連携」と同じように「ご共有」という使い方も出てくるのでは?と感じますが、いかがでしょうか? #メール #敬語

仕事術 · 11月 09日, 2019年
 仕事の計画を確実に達成したい!誰しも願うことであり、また、世の中にはこのテーマでの書籍、セミナーがたくさんあります。私自身、若いころからこのテーマに真剣に取り組んできました。昔は手帳で、その後はデジタルツールを活用して、ライフプラン→5年計画→今年の計画→四半期ごと→月次→週次→今日の行動、とブレイクダウンしながら管理しています。現在は、エクセルシートで作成した「ライフプランシート」をベースに運営し、週末や月末などの区切りの時点で、タスクごとに「○」「△」「×」で達成度を確認しています。そして「△」や「×」に関しては未達の理由を振り返って、その後の計画の立て方や自分の行動の改善につながるよう努力しています。「△」や「×」ばかりで情けなくなることも多々ありますが、冷静にその理由を考えて前に進むように心掛けています。また、後から飛び込んできた仕事の影響で当初の計画どおりいかなくても、その仕事が中長期的に見て価値があればそれを優先した価値あり、と考えるようにもしています。  このやり方は長年にわたり少しずつブラッシュアップしながら、自分にふさわしいい方法としてかなり定着してきたと感じていますが、最近、ひとつの重要なポイントに気付きました。それは、「今月の計画」に設定したタスクが月末時点で「○」となるための具体的な条件を月初に可能な限り、具体的に定義する必要がある、ということです。  例えば、「○○業界向けサービスの開発」というタスクの場合には、今月末時点で「標準化サポートのアプリ開発の打ち合わせを開始している」とか「プレゼン用のパワーポイントが完成している」などの具体的なゴールを明確しておくということです。このような具体的なマイルストーンがあって初めてまとまった課題が達成できるのであり、特に月をまたいでタスクが進行する場合は、「今月末」の姿を明確にしていないと成り行きで翌月にずれ込むリスクがあります。  これは当たり前のことなので、すでに実行している方からは「今頃気が付いたの?」と言われそうですが、今月から実践・活用しています。今年もあと2か月を切りましたが、2019年をこの方法で締めくくりたいと思います。 #タスク管理 #プロジェクト #計画

仕事術 · 9月 24日, 2019年
 ブログを書き始めて4か月が過ぎました。 これまで、読んでいただいたみなさんにまず心からお礼申し上げます。  実は、文体がいつの間にか「である」調にかわっていることに気付きました。そして、自分のことを書くと、「です・ます」調の方が書きやすいことにも気付きました。...

仕事術 · 5月 23日, 2019年
みなさんは、「あなたにとって、理想の姿は?」と聞かれて、すぐに答えられますか? 先日、マーケティングの勉強会に参加しました。 「あるべき姿」を描き、現在の状況からそこへ到達するためのロードマップを描くとやるべきことが見えてくる、という演習が印象的でした。...