新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で経済活動、社会活動そして家庭生活が大きな影響を受けています。
勤務先からいきなり「明日からテレワーク」と言われた方も少なくないのではないでしょうか?
自宅で仕事をすることにまだ慣れていない方は、器材の設定に始まり、場所と時間の確保に苦労されたことと思います。
そして、ようやく在宅勤務を始めた途端に今度は学校が一斉に休みになり、お子さんの面倒も見なければ・・・と、また新たな問題との格闘が始まっています。
感染予防の観点から人の移動や接触が大きく制限されています。
そして中国生産に大きく依存している日本は、マスク不足に象徴されるように、製品や原材料の調達が途絶えています。
私の自宅でも、浴室の空調装置が故障したので修理を依頼したところ、「中国の工場からモノが入らないので、いつになるかわかりません」と言われ、毎日不便をがまんしています。
このように、今は日本中で生産、販売が停滞し、またあらゆる会合やイベントが延期または中止となるなど、経済活動が大幅に停滞しています。
しかし、ここで落ち込んだり、持て余した時間を無為に消費していたのではますます状況は悪くなるばかりです。
そうではなく、こういう時だからできること、こういう時にしかできないことを見つけてひとつでもふたつでもやってみることがその後の飛躍につながるのです。
すでに、時差出勤、在宅勤務、テレワークについては体験する人が増えました。
日本は欧米諸国に比べてテレワーク普及が遅れているので、これはひとつの成果と言っていいでしょう。
しかし、これで満足してはもったいないです。
お互いの姿が見えない環境で仕事をすると、仕事の流れの「見える化」の必要性、重要性をより強く感じるのではないでしょうか?
実は通常のオフィスでも見えているつもりが、実は見えていないのがこの「仕事の流れ」なのです。
そして、在宅勤務、テレワークとなると、実際に相手が見えないので、必死で見ようとするのです。
是非、マニュアル、手順書の点検とあわせ、お互いの仕事の流れや分担の確認をしてみてください。
そのときに「なぜこの処理をするの?」「この順番はおかしくない?」「この処理結果はここでも使っているのか?」など、普段は気付かない疑問がうかべばしめたものです!
今こそ、お互いに確認し合い、見える化をより詳細に進めたり、手順を見直す良い機会です。
#新型コロナウイルス #テレワーク #在宅勤務 #業務改善
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