あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
新年を迎え、「今年の目標」や「今年の計画」を考えた方も多いと思います。
私はここ数年、新しい年の目標や計画は年末までに済ませることにしており、今回もほぼそのとおり実行しました。30代~40代のころ、正月にじっくりと目標や計画を考えようとしたことがありますが、「ああでもない、こうでもない」と考えるうちにすぐ2月に差し掛かっていた記憶があります。これではスタートが遅すぎるので、反省して現在の方法に切り替えたわけです。
ここ数年の年末年始の日記(と言ってもメモ程度です)に目を通し見たところ、毎年同じようなことを考え、同じような目標を立てていることに気付きました。よく言えば一貫性がある?実は進歩がない?と少々がっかりしましたが、「計画を立てても、決してその通りにはいかない」という当たり前のことに改めで気付いた次第です。
昨年読んだ本に、「PDCAも大事だが、そもそもP(計画)の妥当性を検証しないとムダな努力となる」という趣旨のことの書かれており、ずっと頭に残っています。いわゆる「計画倒れ」となる原因のほとんどは、実行努力に問題があるケースよりも、そもそも実現可能性の低い(ほとんど無い)計画を作成したことに原因がることがほとんど、というのが自分の経験からはっきりと言えます。
また、計画自体は妥当であったとしても、その後予定外の出来事や、前提条件の変更などがあれば、計画通りにできない、あるいはやること自体が妥当でない、ということになります。
それでは、一旦立てた計画をコロコロ変えていいか?というと、「ま、いっか?」を繰り返しているといつまでたっても目標が達成できない、進歩がないということになりかねません。
じゃ、結論は?
・人生にとっての大きな目標、自分が最も大切にしたいことをはっきりと決めます。
これがプリンシプルです。
・そして、そこに至る道を描きます。
これがロードマップです。
・そしてロードマップに従った行動計画を作成します。
あとはこれに沿って毎日の実践がありますが、まさにここで予期せぬことが起きたり、実際やってみると計画の妥当性に疑問が出たりします。
その時点で柔軟に計画を書き換えることがポイントです。ただし、ここで大事なことは、自分のプリンシプルは見失わず、あくまでそこにたどり着くまでの道の選択、道の歩き方を調整するということです。
・・・などと偉そうに書きましたが、これはこの正月休暇に考えた、私自身への戒めです。
少しでもご参考になれば幸いです。
#ライフプラン #プリンシプル #計画
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