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「やりがいを感じて、共有する」職場づくり

初の試み「トークイベント」

弊社では事務ミス防止などのオフィスの問題解決を実践的に進めるためのメソッドとして「オフィスマイルメソッド」を開発し、法人向け、個人受講用のオンライン研修や教材としてご提供しています。
これまで受講していただいた方々から「意見交換の時間がもっと欲しい」とのご希望をいただいてきましたので、今回、初の試みとして、研修とは別のイベントとしてオンラインフリートーク(参加無料)を8月19日(土)に実施しました。
実施後のアンケート結果から、参加者のみなさまからは「このような場の提供に感謝します」など、ありがたいコメントを多数いただきました。また、製造業や建設関連の業種の方々にもご参加いただけたことから、異業種交流的な効果もあったようです。

人気テーマは「仕事のやりがいと共感」

「やってますか?オフィスのカイゼン!」をメインテーマとし、ディスカッションの目安として以下のサブテーマを事前にご提示しました。
  1. ミス、トラブル防止
  2. 残業や休日出勤の削減
  3. 人手不足を乗り切る工夫
  4. 交代で休める職場づくり
  5. やりがいを感じ、共有する
  6. デジタルソリューションの活用
私は1~3のテーマに人気があると予測していたのですが、当日の投票では、「やりがいを感じ、共有する」がダントツトップという結果になりました。
働き方改革からコロナ禍を経て、リモートワークなどの新しい働き方の中で自分の仕事の成果をどのように感じ、見せていくのか?という問題を感じている方が増えていると思います。
また、何年か前には英語などの外国語を習得することがビジネスパースン共通の自己啓発課題になっていましが、最近ではAIの活用に備えたリスキングがにわかにブームとなっています。
このような環境変化の中で、あらためて仕事のやりがいや周囲のメンバーとの共有の重要性を感じている方が増えている、とうことと考えられます。

まずはメンバーの「名前を覚える」ことから

問題意識を持った方々にご参加いただいた結果、予定した2時間はあっという間に過ぎていきました。
当日出たご意見の中から主なものを以下にご紹介します。
  • 信頼関係が大切で、まず「名前を覚える」ことから実践している(管理職)
  • 職場の中で好ましい取り組み事例があると、事例写真などを添えて積極的に紹介すると効果があった(管理職)
  • 内部管理など、売り上げに直接結びつかない仕事の評価が重要(経営者)
  • 嘱託、パートなど、雇用形態の違う人たちとの情報共有も大事

「やりがい」を感じる職場とは

SNSの投稿などのキーワードとしては「ブラックな職場だけでなく、ゆるい職場もやりがいを感じない」など、個人に課せられるタスクに関するものが目につきます。
確かにそれも大切な項目ではありますが、今回のフリートークで出たコメントからは、まず個人の仕事の評価、そして次にその成果をチームの仲間、さらに隣のチームとの関係の中で評価する(される)関係が重要と強く感じました。
「ハピネス」研究の第一人者である株式会社ハピネスプラネット代表取締役CEOの矢野和男氏も、人間の幸せにとって重要なことは「人間と人間の関係」であると指摘されています。

仕組み、工夫、日々の努力!

やりがいを感じ、それを共有できる職場づくりのためには、まず、その組織やチームにとって価値のある仕事をした人の成果を評価する「仕組み」(評価基準、評価法など)が必要です。
その上で、良い事例の紹介については「ヨイシデント」とネーミングする、「ありがとうカード」など感謝の気持ちを形にするなどの、ちょっとした運営の工夫が加わると効果がまします。
そして最後は、これらの仕組みや工夫を持続し、さらに磨きをかける日々の地道な努力が欠かせない、ということになります。
是非みなさんも、できることから一歩一歩取り組んでみませんか?
#働きがい #共感 #ハッピネス #フリートーク #異業種交流

オフィスマイルメソッド研修(オンライン)

次回の個人受講コースは「オフィスワーク人材育成」のテーマで9月16日(土)14時~16時@zoomです!

詳しくは以下のリンクから「個人受講のお申込み」の欄をご覧ください。

また、企業、行政機関等のみなさまには5つのコースからお選びいただき、随時オンライン研修をご利用いただけます。「企業、行政機関、グループでのお申込み」の欄をご覧ください。

株式会社オフィスソリューションがご提供するサービス

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  1. オンライン研修
  2. オンラインコンサルテーション
  3. 業務改善、自己啓発に活用できる教材・改善ツール

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