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「センス」とは?

「○○さん、服装のセンス、いいですね!」と言われたら、うれしいですね!
私はファッションのセンスは全く自信がありませんが、センスのいい人のイメージとしては、常日頃から「いいもの」を熱心に見ながら感覚を養っているのではないでしょうか?
では仕事、とくにリスク管理の場面ではどうでしょうか?
10年以上前の話ですが、「事務のリスク感覚を養う研修をしてほしい」と頼まれて、「う~ん?」と唸ったことがあります。
その後、NPO法人の「リスクセンス研究会」の活動に参加していろいろと勉強してきましたが、最近あらためて「センス」はどうすれば身に付くのかを考えています。
昔買った野口吉昭さんの「コンサルタントの習慣術(朝日新書)」を先日読み返してみました。
いいことがたくさん書いてありましたが、その中にズバリ、「センスとは、考える力、考える習慣によって磨かれる、瞬間的に物事を判断できる能力のこと」と書かれてあり、納得した次第です。
これを言い換えると、勉強とトレーニングを通じて考えることを習慣化し、何かの場面に遭遇した時に取るべき行動を瞬間的に判断できるようになるということだと思います。
そして、組織の中でこれを実行する場合は、周囲のメンバーも同じように努力しないとうまくいきません。
そして、組織全体としてのセンスを身に付ければ、トップが同じような不祥事で何回も頭を下げる必要はなくなるはずです。
リスクセンス研究会のオフィスワーク分野のメンバーで書いた「組織と個人のリスクセンスを鍛える リスクセンス検定®テキスト-オフィスワーク編-」(化学工業日報社)がお役に立てれば幸いです。