情報の加工と連携によりサービスや成果物を提供する仕事
- 一般に「ホワイトカラー業務」と呼ばれているものと同じと理解していただいて結構ですが、「ホワイトカラー=事務、ブルーカラー=工場」という単純な色分けでは誤解を招くので「オフィスワーク」を使っています。
- 情報:仕事の対象は直接は目に見えない「情報」です。工業製品のように、出荷前の規格検査を短時間で一斉に行うことは困難で、異常があっても、色、形で判別できる場面はまれで、また異臭もしません。
- 加工:確認(照合)、計算、更新などの複数のプロセスに分けて情報を扱っています。必ずインプットとアウトプットがあります。
- 連携:たった一人で仕事が完結することは稀です。複数の当事者、またはセクションが連携して全体の加工を完了します。
- サービスや成果物:希望通りにアレンジした旅程(サービス)、社内外に提出する報告書(成果物)などが最終的なアウトプットです。
人間を知り、仕事を知り、改善を通じて自律的な人財と健全な組織をつくる
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人間を知る
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- 「人間は間違える(ことがある)」が出発点
- 「気合を入れてやれば間違わないはず」には大きな落とし穴
- 人間は優秀だが、不得意なこともある
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仕事を知る
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- 「情報の加工と連携によりサービスや成果物を提供する仕事」である
- それに伴うリスクやその構造を学ぶ
- あらゆる事業活動、サービス提供に不可欠で重要な機能である
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改善を身に付ける
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- 問題解決の手順
- 「3つの切り口」で原因分析
- 「9つのマトリックス」で改善する
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自律的な人財
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- 「マニュアル人間」ではなく、問題発生時や新規案件に積極的に動ける人づくり
- 成果が見えにくい業務の中でも、モチベーションアップを図りながら人を育てる工夫
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健全な組織
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- 「ミスは改善の出発点」と考えて笑顔で前に進む組織づくり
- 「何かおかしい」「困った」が言え、それを組織として扱う風土と体質をつくる